Wheel Chair Pal

住宅設備改善

S.M宅事例   [住宅内移動]


  • 引き戸
  • 引き戸写真車いすで通過する各出入口の戸は全て間口寸法を充分に確保できるよう、2枚或いは3枚の引き戸にしました。 間口寸法はすべて約130センチメートル確保しています。

  • 引き戸ハンドル
  • 引き戸ハンドル写真引き戸の取っ手は自分で開閉がしやすいよう大きめのハンドルをすべての引き戸に取り付けました。高さも車いすでとどくように標準より少し低めに設置しています。

  • 照明用スイッチ
  • 照明用スイッチ写真居室部分の照明用スイッチは全て、大型で同じ位置を押す度にオン、オフができるスイッチを選び、床から90センチメートルの高さに取り付けました。車いすでもあまり手を上げなくてもとどき、楽に操作ができます。

  • 室内用車いす
  • 室内用車いす写真(前)室内用の車いすは回転半径の小さい6輪の車椅子を使用しています。6輪車いすは室内の狭い場所での移動、小回り性の向上、和室等の1~2センチメートルの段差を乗り越える等を目的として研究開発された車いすで、駆動輪軸を車いすの前後の中心付近に配置し、後方転倒防止のため後輪にもキャスターが取り付けられています。駆動輪軸が中央付近に位置するため前キャスターとの距離(ホイールベース)が短く、回転半径がより小さくなります。
    室内用車いす写真(後) 段差を乗り越えるにはレバーを握りメカニカルロックを解除した状態で上体を後方に倒すようにし、重心を後方に移動する事により前キャスターが挙上します。レバーから手を放し、前キャスターを挙上させたまま両手で駆動輪を駆動させる事により段差を乗り越えます。


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