K.S氏「キーボードの工夫-3」
ボイス入力の例

写真:ボイス入力

使用方法
- ボイス入力 → 本・雑誌・新聞等の入力
1.NEC しゃべっていいメール
2.IBM ViaVoice
3.IBM Viavoice Gold
4.IBM ViaVoice 98(現在)

使用メリット
- 現在は、拡張機器も多くなったためベッド用のオーバーテーブルを使いL字型にして使用中。
(テーブルとの高さを合わせることが出来る。)
- [ボイス入力](認識率や誤動作について)
(ViaVoice 98は、前後の文脈から判断して変換して行くので、どこか一カ所でもとちると、そこから変換効率が悪くなます。
誤変換に対しての再変換はちょっとやりにくいのですが、誤変換した単語をこまめに辞書登録することで高い変換率を確保することが出来ます。
特に認識率が上がらないのは、メールやレスを書いたりする場合で、推考しながら書く場合にはまったく使えません。
こういうのを書くときに、どもったり、「て」「に」「を」「は」が適切じゃなかったりと、読み上げるのにつっかえると認識率は一気に下がるのです。
それから辞書への登録や変更のカスタマイズが非常に面倒でなのがすごく使いにくいです。
- [使い勝手]
ViaVoice 98は、キーボードに代わる音声によるテキスト入力が出来ます。
キーボード操作の苦手な人、文書をタイプ入力する必要のある人の使用に適しています。
以前使用していたNECやIBMの初期のものは、離散発声と言って、単語を切れ切れに話す必要があり、認識率も使いかってもイマイチでした。
現在のは、連続発声が可能となり、自然な話し方で誰でも高い認識率が得られるようになり、より使い易くなりました。
認識率は、300語のエンロールすればだいぶ良くなります。
一番の特徴は、原稿や本を見ながらの場合は、ひじょうに重宝します。新聞とか雑誌とかの文法がある程度しっかりしているものだったら、専門用語が入らない限り90%くらいは大丈夫です。
私の場合、本や雑誌とか新聞等をテキストにする時にこのViaVoice利用しています。
また、テキスト入力機能だけでなく、マウスを操作する代わりに声でプログラムの起動や操作をすることもできます。
特別な登録なしにそのアプリケーションが提供しているメニューやダイアログの多くを音声で操作することができるのです。
こういう機能は、私たち手の不自由な人にとって、キー入力のハンディを克服しうるソフトだと思います。